2014年7月29日星期二

少女、母の死後に生活激変

長崎県佐世保市の高校1年、松尾愛和さんがクラスメートの少女に殺害された。周囲が「普通の友達」(高校関係者)とみていた2人の関係。少女は28日、長 崎地検佐世保支部に送検されたが、冷静で取り乱した様子はなく反省や悔悟の言葉はまだ出ていないという。「人を殺したい」から死体加虐までエスカレートし た犯行に、少女を駆り立てたものは何か。

 「あまり笑わない。頭が良すぎるのか、少し変わっていた」。幼少期から知る女性は、少女の印象をそう語った。

 最初の“異変”は、小学校6年のときだった。児童2人の学校給食に水で薄めた漂白剤を混ぜ、問題行動が発覚すると両親と素直に謝罪した。中学校に入学すると、小動物の解剖に夢中になっているという噂が広まり、「少し浮いた感じになっていた」という。

 高校は、国公立大だけでも毎年のように100人以上の合格者を出している佐世保市有数の公立に、東大を目指して進んだ。父親の影響で始めた冬季スポーツ だけでなく、地元のピアノコンクールや美術作品展で入賞するなど芸術的な才能にも恵まれていた。父親は地元の名士という。関係者は「誰もがうらやむような 名士の一家。生徒も幸せそうに見えた」と話す。

 「文武両道で多才」の一方、「暗く、変わった子」という極端な素顔。実母の死→父親の再婚→1人暮らし-と生活環境も激変していった。

 昨年10月に他界した実母とは近所で一緒に犬の散歩をするなど慕っていた様子だった。今年冬、父親とともに年代別の全国規模のスポーツ大会に出場した際、少女は「母のためにも頑張る」と誓っていたという。

 少女は実母の死に感情を表に出すことはなかったが、落ち込んでいる様子だった。父親の再婚についても、「多感な年頃だけに複雑だったのではないか」と気遣う人もいる。

 少女が事件現場のマンションに移り住んだのは今年4月。9月から海外留学する予定で自ら1人暮らしを希望し、父親は「留学の練習」ということで許可したという。だが、「平日昼間から自転車でぶらぶらしていて、高校生とは思えなかった」と、マンション住民は証言している。
タオバオ代行

2014年7月26日星期六

巨額献金で処方箋薬ネット販売が禁止

政府が先日発表した新成長戦略は、岩盤規制打破を目指したはずだった。しかし、ごく一部の既得権者が利益を確保する仕組みの多くは温存されたままだ。様々 な分野にはびこる「岩盤規制=役人の掟」の全容を明らかにする話題の新刊『日本人を縛りつける役人の掟』(小学館)を上梓した元キャリア官僚・原英史氏 が、薬品の規制について斬り込む。

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 6月に改正薬事法が施行され、「薬のネット販売解禁」だと話題となった。国民生活が便利になる規制緩和だと思うかもしれないが、大間違いだ。

 処方箋なしで買える大衆薬については大部分がネットで購入できるようになった一方で、今回の改正ではこれまで法律に明記されていなかった「処方箋薬のネット販売の禁止」がこっそり盛り込まれた。

 病院で医師から処方される薬は院内でもらうか、薬局で買うもの―と思っているかもしれないが、欧米先進国ではネット販売が当たり前(もちろん大衆薬の販売も認められている)。

 診察だけ受けて家に薬を届けてもらえるようになれば薬局に出向く必要がなくなり、移動が困難な高齢者などにとっては大いに助かるはずなのに、日本では許されない。

 裏側には、既得権者である薬局・薬剤師業界の存在がある。ネット販売が認められれば、昔ながらの薬局にとっては大打撃だ。本当のところ彼らは大衆薬の ネット販売解禁も認めたくないのだが、2013年に規制を違法とする最高裁判決が出たため「処方箋薬の利権だけは守ろう」と動いた。市場規模で見れば処方 箋薬の売り上げは6兆円を超え、大衆薬の10倍。こちらが利権の本丸だ。

 なぜ薬局・薬剤師業界の思惑通りにことが運ぶかといえば、彼らが政界に数億円単位の献金をして集票マシーンとして機能しているから。厚労省から業界団体への天下り等を通じて役所とも密接な関係にある。

「鉄のトライアングル」によって、少数者の既得権のため国民が不便を強いられる典型例だタオバオ仕入れ